ねらい | 介護職が、利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し、自立支援、介護予防という介護・福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけない行動例を理解している。 |
修了時の評価ポイント | ・介護の目標や展開について、尊厳の保持、QOL、ノーマライゼーション、自立支援の考え方を取り入れて概説できる。 ・虐待の定義、身体拘束、およびサービス利用者の尊厳、プライバシーを傷つける介護についての基本的なポイントを列挙できる。 |
指導の視点 | ・具体的な事例を複数示し、利用者およびその家族の要望にそのまま応えることと、自立支援・介護予防という考え方に基づいたケアを行うことの違い、自立という概念に対する気づきを促す。 ・具体的な事例を複数示し、利用者の残存機能を効果的に活用しながら自立支援や重度化の防止・遅延化に資するケアへの理解を促す。 ・利用者の尊厳を著しく傷つける言動とその理由について考えさせ、尊厳という概念に対する気づきを促す。 ・虐待を受けている高齢者への対応方法についての指導を行い、高齢者虐待に対する理解を促す。 |
内容 | 1. 人権と尊厳を支える介護 (1)人権と尊厳の保持 〇個人としての尊重、〇アドボカシー、〇エンパワメントの視点、〇「役割」の実感、〇尊厳のある暮らし、」〇」利用者のプライバシーの保護 (2)ICF 〇海保分野におけるICF (3)QOL 〇QOLの考え方、〇生活の質 (4)ノーマライゼーション 〇ノーマライゼーションの考え方 (5)虐待防止・身体拘束禁止 〇身体拘束禁止、〇高齢者虐待防止法、〇高齢者の擁護者支援 (6)個人の権利を守る制度の概要 〇個人情報保護法、〇成年後見制度、〇日常生活自立支援事業 2. 自立に向けた介護 (1)自立支援 〇自立・自律支援、〇残存能力の活用、〇動機と欲求、〇意欲を高める支援、〇個別性/個別ケア、〇重度化防止 (2)介護予防 〇介護予防の考え方 |
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